ホームページというメディアを、人はどの感覚で感じているのか?
視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚、「五感」と言われる人間の感覚器官。
その中で、ホームページで主に使われているのは視覚と聴覚。
しかし、ビジネスを目的とするWEBサイト(ネットショップを含む)において聴覚に訴える、つまり音楽を鳴らしたり音を出したりと言うのは非常に危険なもの。その理由は音(音楽)と言うのはその場の空気を作るものだという理由ともう一つは人を驚かせるものだからです。
音楽は、聞く人の精神状態や置かれている環境により、提供者の思ってもいないようなイメージを与えます。 そして突然の音の発生は必ず人を驚かせます。だからビジネスWEBサイトに音や音楽と言うのはよほどでない限り使わないほうがいいのです。そのような理由から私たちはホームページ制作の際に、映像配信をしない限り、基本的に音楽はまったく使用していません。
ホームページ制作で注意するのは、人間の感覚器官に訴えられるのは、唯一「視覚」だけだということ。
視て、そして読む。視覚において取り込まれた情報により、お客様に全ての判断がなされてしまう。それがインターネットでのビジネスホームページだと言い切ることが出来ると思います。
「百聞は一見にしかず」という諺があります。
ホームページ上で文章の才能を駆使し、千の表現と万の言葉を尽くしても絶対に1枚の画像(写真)には敵いません。商品の魅力をアピールしたり、引き出したりするための主役は画像(写真)です。 もちろん文章が必要ではないと言う意味ではないですが写真が主役であることは間違いの無い事実なのです。 そしてこの写真などの視覚的な効果に最近のお客様はとても素直に反応してくださいます。 ホームページの写真は絶対に妥協しては駄目です。
ホームページ上の画像において人を「掴み」「引き寄せ」「虜にする」。
そして文章によってそれを「補助」し、「理解させ」て「背中を押す」。
ホームページ制作時にそれは決まります。きちんと結果を出すWEBサイトはそういう構造で成り立っているのが普通です。
解りやすく料理に例えてみると、WEBサイト(ホームページ)の写真(特に商品をPRするための写真)はメインの料理のための素材になります。つまり一番大切な素材。
どんなにシェフの腕が良くても、素材の質が悪ければ料理は美味しくなりません。
逆に言うと素材の質がよければ料理はすごく美味しくなります。
写真の良し悪しがお客様への訴求力の良し悪しになるといっても言い過ぎではないのです。
料理人(デザイナー・制作者)はいい素材がなければいい料理(ホームページ)は作れない。
つまり「クライアント様に喜んでいただけない(結果が出ない)」ということになります。ホームページ制作のお話をさせていただいていると、時々こうおっしゃる方がおられます。
私にはこの写真の違いが解らない。だからお客さんにもわからない人のほうが多いんじゃないの?
そう思われるのであれば試してみてください。お客様は正直ですよ。
結果を出すホームページ制作をするために、私達は素材調達を自分達で行います。つまり写真を自分で撮ります。
そして、ホームページ制作技術を学びたいというクライアント様には先ず、写真の撮り方を一番最初に覚えていただきます。 なぜならそれは、ホームページ制作技術の中において一番重要な技術と知識だからです。
最近は写真の加工技術も広く採用され、インパクトのある画像を採用されているサイトも少なくありません。
美しく見やすい写真でクライアント様を楽しませているホームページも非常に増えてきています。それはホームページでの写真の大切さをみな理解してきているからなのです。
私達はホームページでの写真の大切さがわかっているから、よほどの写真以外、ほぼ全ての写真を自分で撮影します 。このページの中の写真も全て自分達で撮影したものです。
私達が撮影のための技術を身につけ、機材をそろえる理由は、「制作会社の本当の仕事は?」のコンテンツでも書いている通り、ホームページを制作し、クライアント様から消費者の皆様に情報を伝えるという大切な役割を果たすために、伝えるために何が必要かを一番理解しているからです。 だから私たちはホームページの素材(写真)を自分達で撮る道を選んだのです。
プロの撮影技術とプロの道具。
どちらも一見の価値があります。
短期間で写真撮影が上手くなるためにはプロの仕事を見るのが一番。
その技術のポイントを押さえるだけで驚くほど写真が上手くなります。
すべての写真を自分で撮れるようになればそれだけでも大きな財産だと思いませんか?
当社では写真の撮り方のレクチャーも行っております。
写真の技術や機材に関しての質問やお問合せは以下からお気軽にどうぞ。もちろんホームページのお悩みやネットショップのお悩みも受け付けております。